田川に関する雑学
34、平成筑豊鉄道の変化(1)



 平成筑豊鉄道は、伊田線、田川線、糸田線のJRからの転換によって平成元年(1989年)に発足しました。この際に、増便や新駅の設置といったサービスの向上が図られました。

 同時に、管理を行うことを条件に既存の駅舎を無償で貸し出すことで管理のための人件費を不要にするという試みが行われました。糒駅のボクシングジムや油須原駅の物産展などがその例です。この他にもワンマン運転など、経費削減のための様々な工夫が行われたといえます。

 これらに加え、伊田線が全線複線ということ、貨物線である三井セメント工場線の存在、そして行橋方面へのJRの貨物輸送を田川線経由で行うために生じる線路使用料の収入などのよい条件が揃っていたことも重なり、平成11年度(1999年度)まで旧国鉄・JRから転換された第3セクターの中で唯一の黒字路線でした。

 (第35回に続く)

 (2007/11 改訂)

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